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手相を全く信じない人や手相に興味の無い人でも、「生命線」は一度は聞いたことがあると思います。
一般的に生命線が長いと長生きできると言う感じで浸透していますよね。
生命線は四大基本線のひとつで、僕を含めて多くの手相家が最も大事な相と考えている線です。
生命線には色々な情報が詰まっており、生命線をきちんと読み解くことが手相鑑定の基本であり、鑑定の精度を左右すると言えます。
今回はそんな生命線の説明です。
※写真は左手のみですが、実際は両手で観ます。
参考:右手と左手どっちで観る?手相の観かた
生命線は親指と人差し指の間から手首に向かって伸びる線!
生命線は上記の写真のように、曲線で一本の長い線になっているのが一般的です。
人によっては、生命線が短い人もいますし、稀にですが生命線が見えない(判別しづらい)人もいます。逆に金星丘に沿って親指の下に回り込むような長い線の方もいます。
冒頭でも書いたように一般の人は生命線の長さと寿命を関連付け、「生命線が長い=長生きする」と考えている方が多いようです。
手相家によって同じように寿命と関連付ける人もいるかもしれんが、僕自身は生命線の長さと寿命に直接の関係は無いと考えています。
ただ、寿命の長短は関係ありませんが、生命力や健康など、長生きする上で必要な資質みたいなものは、生命線で判断をしています。
生命線は色々な線の中でも最も重要な線であることは、ほとんどの手相家の共通認識ですが、生命線で何を判断するかは手相家によって違いがあるかとは思います。
ここでは、あくまで僕自身の知識と鑑定経験から判断できるものを説明します。
生命線はバイタリティの象徴
結論から言うと生命線では、体力や精力、活力などを含めた総合的なバイタリティ、健康を観ます。
さらに、生命線の周囲にある支線や複線と合わせると、家庭や家族、親戚などの身内(身内のような関係性の人も含む)からの影響、ご自身が持つ運気の良し悪し、人生の転機、なども判断できます。
基本的には、上記の写真の赤線のように、長く濃く、適度な曲線を描く生命線が理想です。
生命線がしっかりしている人ほど、バイタリティに溢れており行動的な人が多いです。
一見、華奢で体力がなさそうな女性でも、生命線がしっかりしている人は、仕事や趣味に精力的に活動をしていたりします。
生命線が途中で切れていたり、生命線上に島紋(輪っか)がある場合は、病気や事故の暗示と捉えることができます。
切れている部分の長さや島紋の大きさによっては、やる気が起きない、持病に悩まされる、太る、ストレスが溜まるなど、短期~中期的な不調を意味することもあります。
生命線には支線や複線がいっぱい!
生命線には、支線や複線がたくさんあります。
上記の写真はその一例ですが、支線の場所や伸びる方向によって色々な意味となります。
また、金星丘との関連も見逃せません。
生命線は単体だけでなく、色々な線との関係性をしっかり把握しておく必要があります
今回、紹介した支線以外にも、恋愛や結婚に関する線、身内からの援助やトラブルなど、色々な暗示を表わす線があるので、別途紹介していきたいと思います。
今回はここまで。
【生命線】は情報たっぷり!手相を観るなら生命線から!でした。