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ラーニング・ザ・タロット【レビュー・感想】

ラーニング・ザ・タロット【レビュー・感想】

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今回は、『【ラーニング・ザ・タロット】タロットマスターになるための18のレッスン』についてのレビューを書いてみました。

ラーニング・ザ・タロット について

ラーニング・ザ・タロット
【ラーニング・ザ・タロット】
タロットマスターになるための18のレッスン

著者:ジョアン・バニング
訳:伊泉 龍一
出版:駒草出版

書籍の分厚さと価格から、一見すると『専門書』のように見えますが、裏の帯には『アメリカでベストセラーのタロット入門書』と書かれており、初心者の人でも手に取る事ができるような謳い文句になっています。

ですが、僕の主観で言えば、全編を通して、完全な初心者が本書を理解するのは難しいと思います。
リーディングそのものはうまくできなくても、タロットの基礎知識程度は持っておいた方がスムーズに本書を読めるのではないかと思います。

基本的には、カード一枚一枚を詳しく理解する為の書籍と言うよりは、タロットリーディングをスムーズに行う為に、何をどうすれば良いかを学ぶ書籍になっています。

その為、カードの理解を深めたいと考えている人にはオススメはできませんが、リーディングの手順や流れ、コツなどを知りたい人には、オススメの一冊と言えます。

余談ですが、本書のエクササイズ(ワーク)で使用する付録の参考資料があるのですが、この内容も充実しているので、初心者の方がワンステップ上を目指すのであれば、本書を手元に置いておく事を個人的にはオススメします。

ちなみに、本書の序文に書かれているのですが、元々この『ラーニング・ザ・タロット』と言うのは、著者であるジョアン・バニングさんが、タロットに対する考えを人々と分かち合うことを目的として、1995年に開設したWEBサイトだったようです。

僕は本書を購入するまで、著者のWEBサイトを見たことが無かったので、1995年の開設当初のコンテンツがどのようなものであったかはわかりません。

しかし、驚く事に現在のこのサイトは、本書の『ラーニング・ザ・タロット』と同じ内容のコンテンツとなっており、本書を購入しなくても無料で閲覧できるようになっています。
※WEBサイトを書籍化したものが本書のようです。

ですので、興味はあるけど購入するのにためらいがある方は、下記URLのWEBサイトの方をご覧になればと思います。
http://www.learntarot.com/

ラーニング・ザ・タロット の主な内容

本書は3つのセクションに分かれています。
本書内の目次に基づいて、その内容を説明をします。

セクション1【レッスン】

セクション1は、タロットの基本要素として、18のレッスンとエクササイズ(ワーク)があります。

エクササイズ(ワーク)は問題を解いていくと言うよりも、タロットカードと向き合う事を意識した内容になっているように感じました。

レッスン1から順に、しっかりと進めていけば下手な通信講座よりも勉強になると思います。

以下、セクション1の目次です。

パート1【タロットの基本要素】
レッスン1 大アルカナ
レッスン2 小アルカナ
レッスン3 スプレッド
レッスン4 デイリー・リーディング
レッスン5 環境
レッスン6 質問を書き出す
レッスン7 クエスチョン・リーディング
レッスン8 他者リーディング
レッスン9 オープン・リーディング

パート2【解釈の原則】
レッスン10 1枚のカードを解釈する
レッスン11 大アルカナと小アルカナのカード
レッスン12 エース
レッスン13 コート・カード
レッスン14 カードのペア
レッスン15 ケルティック・クロス・スプレッドでのペアのポジション
レッスン16 リバース(逆位置)のカード
レッスン17 ストーリーを創造する
レッスン18 まとめ

セクション2【カードの解説】

パート1【大アルカナ】
パート2【小アルカナ】

セクション2は、大アルカナと小アルカナのカードの解説です。
カード個別の説明に入る前に、それぞれのキーワードの一覧表があります。

一枚一枚のカード解説のページでは、カードのキーワードや、そのキーワードから派生させたリーディング例、反対の意味を持つカード、互いの意味を強めるカードなどが書かれています。

カードの説明もされていますが、寓意画や象徴をベースにしたカード説明では無く、リーディング時のカードが示す方向性をベースにした説明がされています。

ラーニング・ザ・タロット
このカード解説のページは、反対の意味を持つカード、互いの意味を強めるカードと言った、他の書籍等では見かけないアプローチ内容になっているので、僕は読んでいて新たな発見がありました。

あとは、残念なお知らせですが、逆位置の解説やキーワード例はありません。
逆位置についてはセクション1のレッスン16で学びますが、正直なところ、これだけでは逆位置について理解するのは少し難しいかと思います。

ちなみに、小アルカナのカード解説のページも、大アルカナと同じような内容とボリュームです。

セクション3【ケルティック・クロス・スプレッド】

セクション3は、ケルト十字スプレッドの解説です。
カードを配置するポジションの説明と、著者の過去のリーディング実例が載っています。

個人的には、スプレッドのポジションの説明がしっかりされているのが印象的でした。

ケルト十字スプレッドは、色々な書籍で紹介されていますが、ここまで詳しく説明している書籍はあまり無いと思います。

ケルト十字スプレッドについて詳しく知りたい人には、僕は間違いなくこの『ラーニング・ザ・タロット』をオススメします。

ただ逆に、その詳しさが初心者には難しく感じるかもしれませんので、『初めてタロットに触れる』と言うようなレベルの人は注意が必要だと思います。

付録

付録A「フールズ・ジャーニー」
付録B スートのクオリティ
付録C スートのペアの意味
付録D コート・カード ランクごとのペアの意味
付録E シャッフルの方法
付録F クエスチョン・リーディングのための手順
付録G 他者リーディングのための手順
付録H オープン・リーディングのための手順

この付録は、セクション1のエクササイズ(ワーク)で使用する、参考資料のようなもので、かなり充実した内容になっています。

個人的には、この付録を読むだけでも価値があると思います!

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ラーニング・ザ・タロット の個人的な感想

ラーニング・ザ・タロット
タロットの勉強を始めて少し慣れてきた頃に、ぜひ読んで欲しい一冊です。
特にカードの意味をある程度覚えて、スプレッドでのリーディングに挑戦したいと考えている方には、とても勉強になるんじゃないかと思います。

残念な部分としては、個別のカード解説に逆位置の説明が無い事、ケルト十字以外のスプレッドが無い事、あとは文字が小さい事ぐらいでしょうか。
人によっては、ページ数の多さも億劫に感じるかもしれません。

基本的には『解説書』と考えるより『ワークブック』と考える方が良いと思います。

本書のエクササイズ(ワーク)は、タロットリーディングの体幹を鍛えるのに役立つように感じました。
リーディングの基礎力と言うか、地力を身につけたい方は、ぜひ一度読んで見てください!

以上、『ラーニング・ザ・タロット【レビュー・感想】』でした。

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