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いちばんやさしいタロットの教科書【レビュー・感想】

いちばんやさしいタロットの教科書/ルナ・マリア【レビュー・感想】

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今回は、『いちばんやさしいタロットの教科書』のレビュー&感想を書いてみました。

いちばんやさしいタロットの教科書 について

いちばんやさしいタロットの教科書
いちばんやさしいタロットの教科書
著者:ルナ・マリア
出版:ナツメ社

アマゾンでの評価も高く、これからタロットを勉強したいと考えている初心者が、購入を検討するであろう一冊。

『いちばんやさしい』『タロットの教科書』この二つのワードがタイトルに組み込まれている本なので、完全にタロット初心者をターゲットにしていますよね。

いちばんやさしいタロットの教科書
表紙には、『大アルカナ22枚・小アルカナ56枚すべてのカードのストーリーとメッセージがすんなり理解できる』『[ライダー・ウエイト版][マルセイユ版]2種類のカードを掲載』と書かれており、この二つがウリのように見えます。

ただ、間違えないように気をつけて欲しいのが、マルセイユ版はカードの絵が掲載されているだけで、マルセイユ版のカード解説が書かれているわけではありません。

ぶっちゃけ、解説が無いのであれば、マルセイユ版のカードはあってもなくても同じかなと思います。

むしろ、マルセイユ版とライダー・ウエイト版を同じ意味で覚えてしまう可能性があるので、掲載しないほうが良かったんじゃないかとも思います。
初心者の方は注意して欲しいのですが、マルセイユ版とライダー・ウエイト版は少し違う部分もあります。

他にも『教科書』とタイトルについてはいますが、『教科書』としては気になる部分が所々にあるので、下記に詳しく書いていきたいと思います。

いちばんやさしいタロットの教科書 の主な内容

構成としては、『Part1 入門編』と『Part2 実践編』の大きく二つに分かれています。

Part1 入門編

タロットカードの基礎知識として、最初の数ページでタロットカードの歴史や色々な絵柄のタロットカードが紹介がされています。
内容が充実しているので、タロットの基礎知識がしっかり学べると思います。

次に、メインの内容となるカードの解説です。
大アルカナのカード解説は見開きの2ページで、小アルカナのカード解説は1ページになっています。

いちばんやさしいタロットの教科書
↑大アルカナの解説は、左ページでカードの絵柄説明、右ページで正位置と逆位置の解釈が説明されています。
右ページ下にはリーディングのワンポイントアドバイスもあります。

カードに描かれている一つ一つのシンボル(象徴・寓意)の説明は無く、一枚画としての説明のみです。

大アルカナの解説の後、小アルカナの解説へ続きますが、小アルカナのカードの説明に入る前に『小アルカナについて』と言うページで、小アルカナのスートの説明や数字が持つ意味合い、コードカードの説明があります。

内容が多くも少なくも無く、ちょうど良いバランスで理解もしやすいと思います。

いちばんやさしいタロットの教科書
↑小アルカナの解説は、大アルカナに比べ1ページにボリュームダウン。
大アルカナと違ってカードの絵柄説明がありません。

基本的には、正位置と逆位置の解釈説明、リーディングのワンポイントアドバイスのみです。

一応、解釈説明が絵柄の説明としても受け取れるような書き方をしてくれていますので、絵柄の説明が無くてもカードの絵柄と照らし合わせながら読めば、カードの絵柄が何を意味するのかは、なんとなくはわかると思います。

Part2 実践編

実践編では実際にタロットカードで占う方法が解説されています。

まず、簡単に占う方法としてワンカードオラクル、二者択一を占う方法としてツーオラクル、少し深くリーディングする方法としてスリーカードオラクルの説明があります。

ただしこれらは、78枚のカード全てを使わず、大アルカナ22枚だけを使った解説になっています。

次に、オリジナルスプレッドとして、ムーンフェイス・スプレッド、八芒星スプレッド、21スプレッドが紹介されています。

スプレッドの解説が終わったあとは、自分以外を占う時の諸注意、地水火風の四大元素を元にしたコンビネーション・リーディングが解説されており、巻末に、大アルカナ小アルカナ全てのカードのキーワード一覧表があります。

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いちばんやさしいタロットの教科書 の個人的な感想

いちばんやさしいタロットの教科書
率直な感想として、『教科書』とタイトルがついているのに、著者の独自見解が多いように感じます。

カードの解説は、一般的な解説なので可もなく不可もなくと言ったところですが、実践編のスプレッド解説やリーディング術はベーシックなものではありません。

数ある初心者向けの書籍と差別化を図ったのかもしれませんが、『教科書』と名前を付けるなら、王道の内容で良かったんじゃなかいと思います。

掲載されているスプレッドも楽しいのですが、教科書にスプレッドの基本である『ヘキサグラム』『ケルト十字』『二者択一』などの解説が無いのが個人的には引っかかります。

せっかく全体を通して丁寧な説明がされているのに、もったいないと思いました。
『教科書』とうたってなければなぁ。と言う感じです。

ただし、アマゾンの評価は2021年7月現在、星4.1と高評価なので、初心者の方には満足度が高いようです。

以上、『いちばんやさしいタロットの教科書/ルナ・マリア【レビュー・感想】』でした。

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