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今回は、タロット占いの勉強を始めたばかりの人に、入門用のスプレッドとしてオススメしたい『大三角形の秘宝』スプレッドを紹介します。
『大三角形の秘宝』スプレッドは、その名の通り三角形が持つパワーをカードに宿らせるスプレッドで、使用するカードは基本的に大アルカナの22枚のみ。
しかも、実際に展開してリーディングするカードは4枚のみで、過去、現在、最終予想の時系列とキーカードと言う、いたってシンプルなスプレッドです。
シャッフル後に一定の枚数を数えてカードを配置する方法と直感(インスピレーション)で1枚のキーカードを選ぶと言う、二通りのカード配置があるのも特徴のひとつと言えます。
『大三角形の秘宝』スプレッドは、展開するカード枚数が少ないので、複雑な内容を占うことには適していませんが、時間の経過により相談者の悩みや質問のテーマがどのように変化していくのかと言うタロット占いの基本とも言える部分をしっかり占うことができます。
たくさんのカードを展開するケルト十字スプレッドなどが難しく感じる方は、ぜひ『大三角形の秘宝』スプレッドでタロット占いに挑戦してみましょう!
A. 過去の状況
B. 現在の状況
C. 最終的にどういう状況になるか
D. 今の質問者に必要なアドバイス
『大三角形の秘宝』のスプレッド展開手順
1. 大アルカナ22枚のカードを用意します。(小アルカナは使用しません。)
2. カードを裏向きにした状態で、シャッフル、カットし、カードの向き(上下)を決めます。
3. カードの一番上から7枚目のカードを「A」の位置に配置します。
4. その次のカードから7枚目のカードを「B」の位置に配置します。
5. さらに、その次のカードから7枚目のカードを「C」の位置に配置します。
6. 余った全てのカード(18枚)の中から直感で一枚選び、「D」の位置に配置します。
以上で、カードの展開は終了です。
『大三角形の秘宝』のスプレッドについて
冒頭でも説明しましたが、時間の経過により相談者の悩みや質問のテーマがどのように変化していくのかを捉える為のスプレッドです。
その為、幅広い問題や複雑な人間関係などを占うのには向いていません。
ですが、大アルカナのみを使用するだけあって、相談者自身の悩みや質問に対する関わり方や心の有り様、状況の変化、それに伴うアドバイスなどは、深くしっかり占う事が可能です。
初心者向けの基本スプレッドでありながら、タロットカードを理解すればするほど、奥深さを感じるスプレッドになると思いますよ!
ちなみに、初心者の方は、最初から深く細かくリーディングしようとせずに、「良くなっていく」「悪くなっていく」「あまり変化が無い」など、ざっくりとしたリーディングから始めるようにしましょう。
最初はカードの意味を細かく意識するよりも、カードやスプレッドに慣れることが大事です!
その上で、タロットの本やカードを解説しているサイトを見ながら、少しづつカードの意味を理解していけばOKです!
まずは、タロット占いを楽しみましょう!
※『大三角形の秘宝』スプレッドは、下記の『幸せをつかむタロット占い 天野喜孝オリジナルカード』に付属している冊子で解説されています。
リーディング事例も載っているので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
ちなみに、僕が最初に購入したタロットカードで、最初に覚えたスプレッドが『大三角形の秘宝』なので、非常に思い出深かったりします。
以上、「『大三角形の秘宝』スプレッド解説!初めて覚えるタロット占いのスプレッドに最適です♪」でした。