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占い師の独立起業・集客ブログ、今回は『自分を知り相手を知る!』です。
自分を知り相手を知る
『彼を知り己を知れば、百戦して殆うからず』
これは、春秋時代の中国の兵法家『孫武』が残した『孫子の兵法』に出てくる言葉です。
『孫子の兵法』は、ビジネスに応用できる内容も多く、現在でも世界中で読まれており、マイクロソフトのビルゲイツやソフトバンクの孫正義さんも愛読していると言われています。
まぁ、『孫子の兵法』は知らなくても、この格言はめちゃくちゃ有名ですので、多くの人は一度は聞いた事があると思います。
簡単に言うと、『相手(敵)を知り、自分自身を知れば、戦いに負けることはない。』と言う意味になります。
自己分析とか情報収集とか、表現は違うかもしれませんが、『知る』と言う作業は現在のビジネスにおいても当たり前にみんなが実践していることです。
勝負(ライバル)に勝つには、相手と自分を知ろうと言うことですね。
しかし、自己分析とか情報収集とかしていても、実際のところは、自分のことも相手のことも表面的なことしか理解しておらず、本当の意味で『知る』ことができていない人が多かったりします。
仕事やビジネスで成果をあげたいなら、相手や自分を正しく知ることが必須です。
当然、占いを本業にする場合も、集客を成功させるために必要なことです。
と言うことで、今回は『自分を知り、相手を知る』と言うことについて解説します。
1. 自分を知る(理解する)
占い師として働く上で、ご自身の条件や環境を理解できていますか?
一日に何時間働けますか?
毎月いくら稼ぐ必要がありますか?
協力してくれる人、困った時に助けてくれる人はいますか?
他にもたくさん理解しておくべきことがありますが、例えば上記の『一日に何時間働けますか?』と言う質問に対して、きちんと答えられるでしょうか。
ちなみに、多くの人は、『無理すれば10時間働けるけど、基本的には8時間で考えています。』と言うような答えをします。
これ、ダメな例なんですね。
『無理すれば』の『無理』とは、どうゆう状況でしょうか?
気持ちの問題でしょうか?
それとも、家事や子供の面倒を見なければいけないと言う物理的な問題でしょうか?
『自分を知る(理解する)』と言う作業において、このような曖昧な状態になるのは、よくある失敗例の一つです。
さらに、あなたは自分自身のことをどこまで理解していますか?
自分自身のことを過大評価していませんか?
もしくは、逆に過小評価していないでしょうか?
自分の占いのスキルを正しく評価できますか?
自分が対応できるお客様、対応できないお客様をきちんと把握しているでしょうか?
自分の得意なことは?苦手なことは?
自分の喜怒哀楽の感情が入るスイッチは理解していますか?
個人事業主として占い師を目指す場合、芸能人などのタレントさんと同じで、アナタ自身が商品と考えなくてはいけません。
自分の商品価値をきちんと理解しておかないと、商品を売ることはできません。
どうですか?
ここまで考えると、『自分を知る』ことも、簡単なことでは無いと感じませんか?
基本的に『知る』と言う作業は、自分のことにしろ、相手のことにしろ『俯瞰して見る』必要があります。
主観や思い込みではなく、可能な限り客観的事実にもとづいた上で、自分の環境および自己評価等をすることが重要です。
ちなみにブログやSNSが継続できるようにするポイントも『自分を知る』にあります。
2.相手を知る(理解する)
まず、占い師にとっての『相手』とは『お客様(見込み客)』と『他の占い師(ライバル)』を指します。
場合によっては『流行や社会情勢』など、自分の力ではどうすることもできない外部環境も『相手』と考えて、知る必要があります。
お客様(見込み客)
ここで言うお客様とは、占いに来て下さる方だけを指すわけではありません。
イベント会社や編集者、テレビ局など、占い師に仕事を依頼したい企業など色々あります。
一般のお客様だけでなく、占い師が活躍できる市場を把握することで、自分がどういう占い師になれば良いのかが見えてきます。
集客をするためには、お客様(見込み客)のことをしっかり理解しなければなりません。
他の占い師(ライバル)
他の占い師に負けない『価値』を提示しないかぎり、お客様はアナタのもとへは来てくれません。
占い師の場合、鑑定時間や鑑定料金、何をどう占えるのか、さらに占う場所(占い館やネット鑑定など)など、色々なものが複合的に『価値』を作り上げます。
アナタが本気で占い師を本業にすることを目指すなら、ライバルの占い師が提供している『価値』より高いものを提供できるようしましょう。
『相手を知る』と言うのは、『自分を知る』以上に難しい
はっきり言って、いくらリサーチしても『お客様(見込み客)』のことも『他の占い師』のことも、100%理解できることはありません。
最終的には集めた情報を元にした『予想』に頼らざるを得なくなります。
しかし、その予想の精度を少しでも上げるため、さまざまなことをリサーチしてください。
そして、リサーチする上で大事なのは、『自分を知る』とき同様、主観や思い込みではなく、可能な限り客観的事実にもとづいた情報を集め、『間違った情報を掴まないこと』です。
個人で占い師として独立し、永続的に仕事をするためには、自分自身のビジネス戦略が必要になります。
見込み客、ライバルの情報をベースに、占い師として提供する『価値』を創り出することはもちろん、それをどうやって認知させるか、集客を広げていくか、考えなければならないことは、たくさんあります。
そして、そのためには、自分自身にできること、できないことを、しっかり把握することが大事です。
まずは徹底的に、ご自身のこと、お客様のこと、ライバルのことを調べ上げましょう。
見込み客を知り、ライバルを知り、自分が提供する価値を知れば、占いを本業にしてきちんと収入を得られるようになるでしょう。
以上、『自分を知り相手を知る!』でした。